インプラント治療をお考えの前に
歯が抜け落ちた部分に、インプラント治療をご検討されている方には、必ずお読みいただきたい、注意事項がいくつかございます。
インプラント治療は、だれでもすぐに治療できるものではありません。
様々な諸条件を加味し、安全にインプラント治療ができるか否かを見極めて取り組む必要があります。
お口の中の処置ではありますが、全身状態にも深く影響される治療です。
下記のポイントに沿って、ご自身がインプラント治療を受けることができるかどうかをチェックする必要があります。
- 全身状態は良好であるか
- 喫煙はしているか
- 歯ぎしりや噛み癖などはないか
- どれくらい審美性を求めるか
- 経済的に治療をうけられるか
- 治療をうけられる十分な時間がとれるか
- 顎の骨は薄くないか
- 歯周病は問題ないか
- 噛みあわせに問題はないか
- 残っている歯の状況は問題ないか など
インプラント治療時の問題
稀に、埋めたインプラント体が結合しないケースがあります。
その原因はさまざまですが、以下のトラブルが起こるリスクもあります。
インプラント体と骨の結合が起こらなかったり、結合が外れてしまった場合は、最悪、インプラント体を外さなければなりません。
しかし、早期に処置を行うことで、骨を失う事も回避することができたり、再度、インプラント体を埋め込むことも可能になります。
以上のことから、インプラント治療中は、歯科医師の指示にしたがって、定期的なメンテナンスを欠かすことの無いようご注意ください。
- 埋め込み手術後、骨結合が起こらない
- インプラント周囲に炎症が起こってしまう
- 神経が損傷し、しびれが生じる
- 埋め込み位置が悪い
- インプラント周囲の骨が吸収してしまう
- インプラント体がはずれてしまう
- インプラント体が破損してしまう
- 噛めない、磨けない、審美的に悪い など